経営者の危機?社長の変化が示す「倒産」のサイン

保坂兄弟(保坂学)です。会社経営をしていて誰でも厳しい状況になる事はありますよね。
近年、企業の倒産は避けて通れない厳しい現実となりつつあります。しかし、倒産に至る経緯やサインは社長の言動や態度に表れていることを知っていますか?今回は、社長の変化が企業の未来を予測する手がかりとなる、行政書士の視点からの興味深い洞察をご紹介します。

社長の服装・外見の変化

経営者の服装や外見に変化が現れると、会社の危機を察知することができます。糊の利いたシャツからヨレた服装への変化や、髪型や身だしなみの怠りは、社長の精神的な落ち込みや変化を示唆しています。これらの変化に敏感になり、会社の未来を見極めましょう。

SNSの静寂と深層心理

社長のSNSの投稿が減少し、過去の栄華に関する内容ばかりになると、危険な兆候です。特にFacebookなどのクローズなSNSでは、深層心理が表れやすい傾向があります。投稿内容を注意深く観察し、経営者の心の変化を察知しましょう。
SNSの変化は社長の深層心理を反映しており、これには注意が必要です。経営者が過去の成功にしがみつく姿勢や突如変わる行動には、倒産の危機が潜んでいる可能性があります。

迷信への傾倒とリーダーシップ

経営者が危機感を募らせると、様々な迷信や奇妙な信念に頼りがちです。一度は否定できたものに手を出すことは、絶望感の表れかもしれません。特に「宇宙法則」や「引き寄せ」などの言葉が口にされたら、警戒が必要です。
経営者が理性を失って迷信に傾倒することは、危機感の現れです。リーダーシップが崩れ、企業の未来が不透明になる可能性があります。

M&Aへの興味と絶望の現実

経営者がM&Aに興味を示す場合、企業の未来に暗雲が立ち込めているサインかもしれません。ただし、M&Aでの企業売却は容易ではなく、成功するには厳しい現実が待ち構えています。社長がこの選択をする場合、企業は深刻な危機に瀕している可能性が高いです。
M&Aへの関心は企業の未来に関する懸念を示しています。しかし、これが絶望的な状況に追い込まれた結果である場合、再建の難しさが垣間見えます。

個人資産の売却と逃走

社長が個人資産の売却に手を付けると、危機が深刻化しているサインです。自宅の売却や個人資産の現金化は、企業再建に向けた手段ではなく、逃走資金として使われる可能性が高まります。
個人資産の売却は経営者が企業再建を諦め、逃走を選択する可能性があります。これが最後の手段となる前に、企業の未来に向けての適切な策を講じることが重要です。

社長の表情と連絡途絶

社長が最期の段階に入ると、表情が一変します。通常は暗く重苦しい表情から、突如として明るさを帯びることがあります。この変化は、企業に対する責任を果たすか、逃走の準備が整ったことを示唆しています。そして最後は、社長との連絡が途絶えることが一般的です。
社長の表情の変化と連絡途絶は、企業が深刻な危機に瀕している可能性が高いサインです。経営者の最後の選択がどれであれ、会社全体に大きな影響を与えることは避けられません。

法令遵守の欠如と最終局面

倒産が迫る企業では、法令遵守が軽視されることがあります。従業員への適切な情報提供が滞り、法的手続きが不十分なまま進むことは、最終的な崩壊の兆候です。経営者が法令遵守を無視する場合、企業は最終局面に直面している可能性があります。
法令遵守の欠如は、企業が最終局面に向かっている明確なサインです。この段階では、法的な問題が悪化し、倒産が不可避となることがあります。

経営者の変化は企業の未来に大きな影響を与える可能性があります。服装や外見、SNSの活動、リーダーシップの変化、M&Aへの興味、個人資産の売却、表情や連絡の途絶、法令遵守の欠如など、これらのサインを注意深く観察することが重要です。企業が危機に瀕している場合、迅速な対応と適切な手段が求められます。

保坂兄弟(保坂学と保坂耕司)プロフィール

保坂兄弟の最新情報を更新します。 保坂学と保坂耕司の生き様をチェックしてね。 音楽プロデューサー、コンサルティング、海外貿易などをメインに株式会社PLUSを経営しています。

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